診断士試験の概要
試験の構成
中小企業診断士試験は、第1次試験と第2次試験の2段階で構成されています。
第1次試験に合格した者のみが第2次試験を受験することができます。第2次試験は筆記試験と口述試験に分かれています。
第1次試験
試験日程
毎年8月上旬の土日2日間で実施されます。
試験科目(7科目)
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理(オペレーション・マネジメント)
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
試験形式
全科目マークシート方式(多肢選択式)で、各科目100点満点です。
合格基準
- 総得点の60%以上(420点以上/700点満点)
- かつ、1科目でも40点未満がないこと
科目合格制度
60点以上を獲得した科目は、翌年度と翌々年度の2年間、科目免除を受けることができます。
第2次試験(筆記試験)
試験日程
毎年10月中旬の日曜日に実施されます。
試験科目(4科目)
- 組織・人事(事例Ⅰ)
- マーケティング・流通(事例Ⅱ)
- 生産・技術(事例Ⅲ)
- 財務・会計(事例Ⅳ)
試験形式
全科目記述式で、与えられた企業の事例を読み、設問に答える形式です。各科目80分、100点満点です。
合格基準
- 総得点の60%以上(240点以上/400点満点)
- かつ、1科目でも40点未満がないこと
第2次試験(口述試験)
試験日程
毎年12月中旬の日曜日に実施されます。
試験形式
筆記試験の事例をもとに、面接官2名による約10分間の口頭試問が行われます。
合格基準
評価が60%以上で合格となります。ただし、合格率は非常に高く、筆記試験に合格すればほぼ合格できます。
受験資格
第1次試験には受験資格の制限はありません。年齢、学歴、国籍を問わず、誰でも受験できます。
第2次試験は、第1次試験合格者(科目合格による免除者を含む)のみが受験できます。
受験料
- 第1次試験:14,500円
- 第2次試験:17,800円
※受験料は変更される場合があります。最新情報は中小企業診断協会のウェブサイトでご確認ください。
合格率
- 第1次試験:約20~30%
- 第2次試験(筆記):約20%
- 第2次試験(口述):約99%
- 総合合格率:約4~5%
難易度の高い試験ですが、体系的な学習と過去問演習により合格は十分可能です。